ロープウェイロープウェイの魅力

特徴

筑波山ロープウェイは4線交走式と言われる、2台の搬器(車両)が上りと下りを繰り返す方式です。

現在の搬器は2004年(平成16年)に交換した2代目で、白と赤のスイス製ロープウェイです。

現在は、白い搬器が1号機、赤い搬器が2号機となっていますが、開業当時の1代目は、筑波山の二峰にちなんで、「なんたい」、「にょたい」という名前がつけられていました。開業当初は毎秒3.6mのスピードで走っていましたが、その後、毎秒5mにスピードが上がり、輸送能力も大幅に向上しました。

景観

筑波山ロープウェイは、空中を進むゴンドラです。

1年を通して関東平野を一望できる眺望がなんと言っても最大の魅力です。眼下には、霞ケ浦や太平洋、さらに東京都心のビル群をはじめ、東京スカイツリーや富士山など、地球の大きさを改めて実感できる光景は感動そのものです。
また、冬季限定で、夜間の営業も行なっており、ロープウェイや山頂からは、壮大な関東平野の夜景を堪能することができます。特にクリスマスシーズンには、多くのお客様で賑わいます。

また、筑波山ロープウェイは、バリアフリー対応になっておりますので、車椅子でお越しの方も、そのままご乗車いただくことができます。
標高840mにある女体山駅からは、およそ5分で女体山頂(標高877m)に行くことができ、山頂からは360度のパノラマをご覧になれます。
つつじヶ丘から女体山頂へ続く登山道には、『弁慶七戻り』などの名所旧跡もあり、山頂付近では、高地でしか見ることのできないブナの大木や、カタクリ、スミレ、トウゴクミツバツツジなどが見られ、奇岩怪石や植物など変化に富んだトレッキングをお楽しみいただけます。

営業開始の経緯

筑波山は、太古から関東の霊山として崇められ、多くの参拝客や修行者が訪れていましたが、高度経済成長期をむかえ、旅行が一般的なものになるにつれ、筑波山への観光客数は増大し続け、ケーブルカーだけでは応じきることができなくなりました。

そこで、筑波山ケーブルカーの経営に参画していた京成電鉄株式会社が、筑波山の総合開発を計画、その一環として、筑波山ロープウェーの開発計画を決定しました。

1964年(昭和39年)9月21日、筑波山ロープウェーの建設が開始し、約11ヶ月の工期を経て完成。
1965年(昭和40年)8月11日に営業を開始しました。
1999年(平成11年)10月1日に筑波山鋼索鉄道株式会社(筑波山ケーブルカー)と合併し、
筑波観光鉄道株式会社と社名を変更し、筑波山観光の中核を担っています。

立地に関して

筑波山ロープウェイは筑波スカイラインの終点、つつじヶ丘にあるつつじヶ丘駅(標高542m)と女体山駅(標高840m)間、1,296mを約6分で結んでいます。

つつじヶ丘の名の通り、つつじヶ丘駅周辺では、つつじの群生を楽しむことが出来ます。また、春と秋の遠足のシーズンには、たくさんの子供たちが、つつじヶ丘から筑波山の山頂を目指し、登山する光景を見ることができます。

施設概要

筑波山ロープウェイ

開業年月日
1965年(昭和40年)8月11日
種類
四線交走式普通索道
区間
つつじヶ丘駅(標高542m)〜女体山駅(標高840m)
全長
1,296m
高低差
298m
トンネル
なし
最急勾配
約22度
最大乗車人数
71人(乗務員1人含む)
運転速度
毎秒5.0m(時速18km)
所要時間
6分
策条
支索 52mm 曳索 28mm
平衡索 24mm 支索緊張索 72mm
主原動機
185kW
車両(搬器)更新
2004年(平成16年)3月